2025年10月のフルーツと生育状況
- 辻井商会
- 9月30日
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10月の主要販売品目は、柿とみかんを中心にりんご、梨、ぶどうなどの秋果実になります。

主力の柿は和歌山県産、奈良県産の平核無柿を中心に、富有柿の販売になります。昨年はカメ虫被害により数量は大幅に減少したものの、本年産はほぼ回復し、数量的には昨年を上回る入荷を予想しています。
平核無柿は上旬は刀根早生柿、20日過きから普通平種無柿、富有柿は中旬頃から松本早生などの早生富有柿の販売になります。

みかんは和歌山県産を中心に、熊本県産と福岡県産の極早生みかんの販売になります。各産地とも生育は順調なものの、夏場の高温と干ばつにより小玉果の販売になります。

梨は新潟県産の新高梨や新興梨を中心に、山形県や長野県産の洋梨の販売になります。他品目と同様に、夏場の高温と干ばつの影響により、全体的に小玉果が多い予想です。
新潟産の新高梨は高温と干ばつによって、煮え果が多発していることから入荷量は昨年より減少する見込みです。洋梨も高温と干ばつにより小玉果が多い予想です。